鈴木拓央研究室(知能ロボティクス研究室)に所属していた学生が執筆した学位論文の研究題目に関するページです。
愛知県立大学の教員になった直後は研究室にロボットが無かったため、RGB-Dカメラを用いた深度画像処理や点群処理を研究題目に設定していました。トヨタ自動車の人間支援ロボット『HSR』を使用できるようになってからは、同ロボットの頭部に搭載されたRGB-Dカメラを使用する研究へと徐々に移行してきました。そして現在は、手に搭載したRGB-Dカメラを動かす研究や手首に搭載された力覚センサーを併用する研究など、知能ロボティクスらしい研究を推進しています。
これまでは摂食管理支援(カロリー管理支援)などの生活支援サービスを提供してきましたが、今後は家庭内で医療支援サービスを提供することを目指していきたいと考えています。具体的には、リハビリテーション訓練を支援したり評価したり、服薬管理を支援したり評価したりすることを目指しています。RGB-Dカメラで取得可能な人間の姿勢に関する情報や力覚センサーで取得可能な人間の力に関する情報を知的に処理することで、高齢者や障害者の方々が自立した生活を送れるように支援していきたいと思っています。